【グランスイート麻布台ヒルトップタワー】16階２LDK77㎡：2021年3月：19,300万円［坪単価832万円］

最近好調と感じられるグランスイート麻布台ヒルトップタワーの中古物件を取り上げてみます。

2014年1月竣工、丸紅による分譲、施工は大林組で、建物の北側に建設される虎ノ門・麻布台再開発プロジェクトの恩恵は受けつつ、眺望・日照に影響が出ない南向きは、狙い目の物件と、先般の紹介でも記載たところです。

物件サイトに最近上がってきたのは16階南西角の物件です。

　グランスイート麻布台は逆梁ダイレクトウインドウが特色で、その点、お好みはあるかもしれませんが、南側眺望・日照は非常に開けていて、申し分がありません。

　　お値段はグロスで19,300万円、坪単価は832万円です。西側は、将来的には飯倉片町交差点辺りの再開発で高層ビルが出現するかもしれませんが、南側は三田小山の再開発が行われても、距離は十分あるのですかね。

　やがて消えゆくだろう物件サイトのリンクを貼っておきます。

グランスイート麻布台ヒルトップタワー 16階 ２ＬＤＫ[1007048454]港区の中古マンション【アットホーム】｜マンション購入の情報 (athome.co.jp)

2021年5月2日追記

いつの間にか物件サイトから消えていました。グランスイート麻布台の人気は堅調と思われます。

2021年10月30日追記

こちら成約は18,500万円で坪単価は797万円。この前に取り上げた物件が12階中住戸と本物件に比べ条件は劣るものの成約坪単価が716万円だったことを考えれば、短期間で価格上昇が感じられる動きだったということになるかと思います。とは言え、角住戸強いですね。

【パークコート六本木ヒルトップ】15階2LDK65㎡：2021年3月：17,000万円［坪単価860万円］

パークコート六本木ヒルトップで紹介したくなるような物件が売り出されましたので、取り上げてみました。

パークコート六本木ヒルトップは勿論三井の分譲で、施工は清水建設、竣工は2012年8月の27階建てです。六本木一丁目駅至近のポジションに加え、開発中の虎ノ門麻布台プロジェクトにも便利なアクセスであり、いわゆる尾根道沿いで立地的には非常に恵まれております。

また、上品な共用部分は惹かれる方も多いのではないかと思うところです。

間取りは南東向き２LDKです。それなりにコンパクトではありますが、2人暮らしなら十分な使い勝手でしょうか。

　パークコート六本木ヒルトップは立地は抜群なものの、その立地の良さゆえにやや囲まれ感が出ておりますが、本物件はそれでも東京タワービューが上手く確保できているところが注目される希少物件と思われます。ザ・レジデンス六本木の前建てがどの程度気になるかは、感じ方の個人差もありますので、実際に自分の目で確かめる感じでしょうか。

また、虎ノ門麻布台プロジェクトの高層３棟の日照への影響はあると思われるものの、眺望的な抜け感についてはさほど影響がなさそうです（詳しくはご自身で精査ください）。坪単価860万円はやや強気かと思うものの、グロスが17,000万円と収まっている面もあるため、気に入る方が一定数はいそうで、早く捌けていきそうな物件ではないかと想像しております。

やがて消えゆくであろう物件サイトのリンクは以下に貼っておきます。

パークコート六本木ヒルトップ 15階 ２ＬＤＫ[1029831236]港区の中古マンション【アットホーム】｜マンション購入の情報 (athome.co.jp)

2021年5月2日追記

いつの間にか物件サイトから消えていました。東京タワービューは強いですね。

パークコート虎ノ門新築分譲による近隣中古物件売買の牽引効果

ほぼ毎日、六本木一丁目駅の中古物件サイトをチェックするようにしているのですが、パークコート虎ノ門の新築分譲が始まって以来、六本木一丁目駅周辺のハイグレードマンションの中古物件の売れ行きが好調のように感じております。

パークコート虎ノ門の間取りやエントランスから望む庭園は非常に素晴らしく感じるところですが、一方で城山トラストタワーをはじめ、やや囲まれ感のある立地であるため、手放しで買いづらい面があるのかなと思うところでもあります。

結果として、パークコート虎ノ門を買わずに周辺のハイグレードマンションの中古物件に着目して買いを入れている人も多いのかなぁと勝手な推測をしております。一方でパークコート虎ノ門自体の販売状況も好調な部類となっているように思います。

近隣の新築分譲が周囲の中古物件売買を牽引していく構図は、街全体を考えれば、理想的な展開と言えるでしょうから、この勢いがどこまで続くか、楽しみなところでございます。

虎ノ門麻布台の再開発プロジェクトの竣工も残り2年程度となってきました。このときに、六本木一丁目駅周辺のエリアは大きく注目されることは間違いないのですが、それまでの間に、パークコート虎ノ門によるエリア下支えが入ったことで、2年後のエリアのジャンプアップの度合いが大きくなるかもしれませんね。

【アークヒルズ仙石山レジデンス】8階2LDK93㎡：2021年2月：32,000万円坪単価1,143万円

アークヒルズ仙石山レジデンスの中古物件売買で、見かける機会が割と少なそうな間取りの物件が出ていましたので、こちらを簡単に取り上げてみたいと思います。

アークヒルズ仙石山レジデンスについては、語る必要もない知名度の高い物件だと思われますが、2012年8月竣工、分譲はもちろん森ビル、施工は大林組で、アークヒルズ仙石山森タワーの低層部から中層部にマンションがあり、分譲のほか森ビル所有の高級賃貸住戸もあると聞いております。

物件の間取りは92.59㎡の２LDK、南西向きの8階の中住戸となります。

色々とお感じになるところがある間取りかもしれませんが、ダブルボウルのようですね。

柱がバルコニーでのアウトフレームとなっている点は、通常はプラス材料ですが、この物件に関しては、微妙なのかもしれません。というのも、室内からの眺望で東京タワービューの邪魔になっているかもしれないからです。

上の写真はバルコニーからのものとなります。バルコニーからは東京タワーが足元から望むことができますが、室内からどのくらい見えるかは、実際に内覧してみないと分からないかもしれません。

売出価格は32,000万円で坪単価は1,143万円。実際の成約価格がどのくらいになるか、興味のあるところです。

やがて消えゆくだろう物件サイトのリンク先も貼っておきます。

アークヒルズ仙石山レジデンス 8階 ２ＬＤＫ[1077335543]港区の中古マンション【アットホーム】｜マンション購入の情報 (athome.co.jp)

2021年5月2日追記

坪単価がアグレッシブなため、時間がかかりそうと思っていましたが、いつの間にか物件サイトから消えていました。実際、どの程度で成約したのでしょうかね。

2021年10月30日追記

本物件の成約は27,100万円（坪単価：968万円）だったようです。チャレンジ気味な売出価格からかなり下げての成約ですが、とは言え、堂々の坪単価968万円はさすが仙石山という感じがしました。

【麻布市兵衛町ホームズ】13階2LDK100㎡：2021年2月：17,800万円［坪単価588万円］

麻布市兵衛町ホームズの新しい物件が出てきましたので、こちらを取り上げてみたいと思います。

少し前に別の部屋を以下で取り上げましたが、あっという間に物件サイトから消えていました。

【麻布市兵衛町ホームズ】7階2LDK：2021年1月：坪単価566万円 - 六本木一丁目駅周辺のマンション動向 (hatenablog.com)

前にも記載しましたが、麻布市兵衛町ホームズは2004年9月竣工で、森ビル分譲／施工大林組、六本木一丁目駅至近といったハイグレードの要素を持つマンションでありますが、例えば、隣のパークコート六本木ヒルトップに比べ、知名度は劣る面があるかもしれません。

そのせいか、本物件は上述の別部屋に比べ、随分と好条件が揃ったように思いますが、坪単価は588万円であり、上述の別部屋の567万円からの上昇幅は僅かです。

99.99㎡とほぼ100㎡クラスですが、グロスのお値段も、その広さがあれば2億円を軽々と超える近隣物件が多い中、17,800万円と控えめな水準となっております。

間取りは以下のとおりですが、南西角部屋で、マスターベッドルームの広さが特徴的でしょうか。リビングにさりげなくコーナーサッシュが設けられています。

麻布市兵衛町ホームズの売りの一つは、六本木一丁目駅へのアクセスの良さで、信号はおろか交差点さえ介さずに地下鉄出入口にアクセスできる駅徒歩1分は魅力ですね。正面エントランスとは別に、裏側に駅に便利なアクセスのエントランスが設けられていることが特徴的に思われます。

相当早く物件サイトから消えてしまいそうな予感ですが、やがて消えゆく物件サイトのリンクを貼っておきます。

麻布市兵衛町ホームズ 13階 ２ＬＤＫ[1029540936]港区の中古マンション【アットホーム】｜マンション購入の情報 (athome.co.jp)

 2021年2月27日追記

　瞬殺とまではならなかったものの、物件サイトからは消えました。この間取りと坪単価なら買い手がつくのは、やはり時間の問題だったようです。もう少し強気の売出し価格でも良かったのかもしれません。

【パークコート赤坂桜坂】12階2SLDK82㎡：2021年1月：19,800万円［坪単価797万円］

パークオート赤坂桜坂は2016年2月竣工の13階建マンションで本物件は12階となります。パークコートなので分譲はもちろん三井不動産レジデンシャル、施工は竹中工務店とハイグレードマンションとしては鉄板の組み合わせですね。

立地はやや囲まれ感があるものの、アークヒルズ至近、かつ、閑静なイメージです。

間取りは東角部屋でこんな感じです。

柱を抱え込む形とはなっておりますが、LDはワイドスパンですね。

囲まれ感のある立地ではあるものの、本物件は本建物の中では上層階でもあり、緑が印象的なそれなりに素敵な眺望のようにも感じます。ただし、この眺望の正面にあるホテルオークラの別館の高層マンション等の建て替え計画は気になるところですね。

 坪単価797万円はやや強気な価格帯でしょうか。82.17㎡、グロス19,800万円です。

2021年1月31日追記

物件サイトのリンクを貼り忘れていて、貼っておこうと確認したら、もうサイトから消えていました。本物件は売れるまでやや時間がかかるかと推測していたのですが、六本木一丁目駅周辺のハイグレードマンションの中古市場は堅調のようです。

【六本木グランドタワーレジデンス】6階1LDK45㎡：2021年1月：10,500万円［坪単価764万円］

六本木グランドタワーレジデンスは、住友不動産のラ・トゥールクラスの高級賃貸マンションですが、地権者住戸が時折中古売買物件として物件サイトに登場してくる場合があります。

本物件は、１R以外では久々に見かけていた物件で１LDK45.46㎡の6階に南西向きの中住戸で、以下の間取りです。廊下はほぼなく、柱も綺麗にアウトフレームされているため、非常に効率のよいタイプと言えるのでしょうか。

六本木グランドタワーレジデンスは、六本木一丁目駅直結な上、24時間コンシェルジュと高級賃貸ならではのサービスも享受できますが、上述のとおり地権者住戸が時折売りに出るだけですので、非常に希少性の高い物件と言えましょう。施工も大成建設と万全です。竣工は2016年3月末。

ガラスウォールの印象が強い住友不動産のマンションとしては、珍しくフルバルコニー仕様とのことであり、本物件も広いバルコニーであるため、これだと南西向きでも西日の強さがさほど気にならないのではないかと思われます。

眺望も抜けている感じですが、バルコニーの広さは写真からも感じられますし、ガラス手すりで見通しの良さは魅力がありますね。。

過去には坪単価約900万円でも取引実績のある六本木グランドタワーレジデンスですが、本物件は階や広さ、さらにオーナーチェンジといった要素があるからか、坪単価は764万円と、この建物にしてはやや抑え目で売り出されていました。とは言え、グロスは10,500万円と、40㎡台でも堂々の1億超えです。

オーナーチェンジ物件でもあるため、もう少し売れるまでには時間がかかるかと思って油断していたところ（そのため、写真だけは入手しておいて、ブログには後日に記載しようとしていました）、今週、物件サイトから情報が消えておりましたので、買い手がついた可能性があります。

なお、オーナーチェンジ物件とは言え、定借賃貸でしたので、買い手としては扱いやすさはあると言えましょう。

物件サイトから消えてしまった物件を詳しく取り上げても意味がないと思われる方もあるかもしれませんが、なかなか出物が出てこない六本木グランドタワーレジデンスのため、今回は取り上げさせていただきました。今度、広めの住戸が出てくる際は、かなり強気の坪単価となるのではないかと注目しております。