パークコート虎ノ門新築分譲による近隣中古物件売買の牽引効果

ほぼ毎日、六本木一丁目駅の中古物件サイトをチェックするようにしているのですが、パークコート虎ノ門の新築分譲が始まって以来、六本木一丁目駅周辺のハイグレードマンションの中古物件の売れ行きが好調のように感じております。

 

パークコート虎ノ門の間取りやエントランスから望む庭園は非常に素晴らしく感じるところですが、一方で城山トラストタワーをはじめ、やや囲まれ感のある立地であるため、手放しで買いづらい面があるのかなと思うところでもあります。

結果として、パークコート虎ノ門を買わずに周辺のハイグレードマンションの中古物件に着目して買いを入れている人も多いのかなぁと勝手な推測をしております。一方でパークコート虎ノ門自体の販売状況も好調な部類となっているように思います。

 

近隣の新築分譲が周囲の中古物件売買を牽引していく構図は、街全体を考えれば、理想的な展開と言えるでしょうから、この勢いがどこまで続くか、楽しみなところでございます。

 

虎ノ門麻布台の再開発プロジェクトの竣工も残り2年程度となってきました。このときに、六本木一丁目駅周辺のエリアは大きく注目されることは間違いないのですが、それまでの間に、パークコート虎ノ門によるエリア下支えが入ったことで、2年後のエリアのジャンプアップの度合いが大きくなるかもしれませんね。